金比羅社祭礼

今日は地元の神社、金比羅社の祭礼でした。場所は滝山城跡の一角に建立されている霞神社の境内の北側です。

この境内は滝町会の共有地で、そこに金比羅社は建立されています。

ちょっと複雑ですが、八王子市には滝町はありません。住所は高月町なのですが、地元では滝地区といわれ、町会は高月町会とは別に組織されています(滝町会)。そして、毎年3月のこの頃に、祭礼を滝町会のみで開催します。

ご存知の通り、ここは多摩川を見下ろせる場所であり、江戸時代には多摩川上流で伐採された材木がいかだとなって、江戸湾まで運ばれました。そこで、海運(=開運)の神様である、金比羅様が祭られたといいます。

江戸時代には、いかだ師がここで博打を打っていたなんていう逸話も地元では残っています。

八王子では淺川の金比羅神社が有名ですが、山城では日本最大級を誇る、滝山城跡内にも金比羅様があるので、時間があったらぜひ訪れてみてください。

滝山城跡を含めればちょっとしたピクニックになりますので、おすすめですよ!